食道楽の焼肉の一番特徴は、『もみダレ』にあります。
このタレは昭和43年以来継ぎ足して作っている特性のタレです。肉を提供する際に、このもみダレに20~30秒はもみ込みます。このもみ込みをする事で、肉にタレの味が十分に染み込んで肉を食べて飲み込んだ後もタレの味がしっかり残った美味しい肉を食べる事ができます。このもみ込みにも技術が必要で、肉の形が崩れないように慎重にもみ込んでいきます。脂身が多い肉はタレを吸い込まないので長めにもみ込んだり、肉によっても切り方を変えながら仕込みやもみ方を変えていきます。『魔法のひと手間(もみ込み作業)』で味わえる絶品焼肉!!これこそ『食道楽が一番大切にしている』こだわりです。
食道楽 蓮田本店は1962年創業以来『タレともみ込み』に情熱とこだわりをもって営業して参りました。
お陰様で春日部市下蛭田へ食道楽グループ5号店「もみ込み焼肉 食道楽 春日部店」を令和2年2月にオープンすることができました。 もみ込み焼肉 食道楽 春日部店では、食道楽ブランドの『もみ込み焼肉』を提供するとともに、本店とは違ったテイストの商品サービスも多数提供して参ります。
食道楽では皆様に最高の時間を過ごして頂くために、お客様の様々なニーズに柔軟に対応させて頂いております。
仕組みがあるチェーン店では対応できないような要望にもお応えする事が、地域密着の小さな店の役割だと考えておりますので
何かご要望ございましたら、何なりとご相談くださいませ。
上質な黒毛和牛を最も美しく召し上がっていただくために、試行錯誤しながら作り上げ、創業以来守り続けた秘伝のタレ。
厳選した黒毛和牛とブランド牛を取り扱う事で安全かつ安心なお肉を提供しております。
鶏ガラスープは国産の安心かつ安全な鶏ガラと野菜を長時間煮込む事により、深い味わいのスープをお楽しみいただけます。
当店のキムチ、ヤンニョン、テグタンみそ、チョジャン、サムチュみそ、ドレッシング類は全て手作りをし、料理をより美味しく召し上がっていただけます。
埼玉県のサニーレタスやサムチュなど、産地や品質を厳選した新鮮な野菜を毎日仕入れてご提供しております。
当店では恵まれた土壌が生み出す粒の張りと、肉の良さを引き出す上品な甘さが自慢の大潟村ファーマーズの秋田こまちです。
食道楽は、今年で創業59年になります。私の父がもつ焼きの店として岩槻に店を開いたのが始まりでした。私より長生きのこのお店ですが私が生まれた当時は父は忙しく、私の遊び相手になってくれることも少なく寂しい想い
をしたのを覚えています。父は昔から職人気質で真面目で、当時はとても怖い存在でしたが、今では仕事に妥協せず店を続けてきて家族を守ってくれた事をとても尊敬しています。
創業から十年以内に90%の企業が潰れてしまう中、今日まで店が続けられているというのは、もちろん地域のお客様のお陰ですが真面目な父とそれを支えた母の努力の賜物だと考えています。
私が若い頃はお店を継ぐということを考えていませんでした。そのため、普通に飲食店とは関係のない一般企業に就職して働いてきました。
それまでの私は世間知らずで会社で出会った先輩方に影響を受けながら、社会やビジネスに関する考え方を学んできました。
ビジネスの構造を理解できるようになると、様々な事に興味を持てるようになり、次第に「自分でビジネスを起こしてみたい」という気持ちが芽生えてきました。
今思い返すと小さな頃から自分で会社を経営している父を間近で見てきたからなのかもしれません。ですが、父から「店継ぐか?」といわれた時に恥ずかしくて逃げてしまう事もありました。
それでも父が店に立てなくなってしまった時に、父と母が残してきたこの店を、これから先も残していきたい、と思い、七年前に店を継ぐ事を決心しました。
いざ、お店を継いでみると、全く違う仕事を経験してきたからこそ、お客様の満足を作るために考えるサービスの幅が広く、商品にとらわれ過ぎない考え方ができることに気付き、
あらためて社会で出会った先輩方に感謝の気持ちがわいてきました。ですが、反面、商品作りはとても苦労しました。飲食店を続ける以上はもちろん商品は一番大事です。
これからもお客様に満足頂ける価値を提供するためには、お店の伝統の味をキチンと継承する事はとても大事だと考えておりました。
何よりも、素人が料理をすると、毎日同じ味というのが全然作れないんですね。
いつ行っても同じ味を提供しなければ、うちの商品を目当ていらっしゃるお客様を失ってしまう事になってしまうので、初めのうちは夜のまかないは、
毎晩毎晩同じ料理を作り続けてブレのない商品作りをする練習を繰り返していました。初めは味見をしてみて「何かが足りない」と思った時に、何が足りないかが分からないんですね。
ですが、繰り返し練習を重ね、三年ほど経ったあたりの頃からそれがわかるようになり、他店で料理を食べた時に、何が入っているかを大体考察し、自店でその味を再現できるまでなりました。
このように、両親の技術を学んでいく中で少しずつ料理に対しても興味を持つようになっていきました。今では、有名店に食べに行って研究を重ねたり、
更にお客様に楽しんでいただくためのオリジナルの商品開発なども楽しみながら行っています。
五十年も続いていると、食道楽で両親が残した味というのはお客様にとってまるで「おふくろの味」のように染み付いて、昔を懐かしむ気持ちになれたり味だけでない価値を含むものです。
だからこそ、昔から繋いできた伝統を大事に、ここからは私や、新たに一緒に運営をするスタッフの新たな独自性を付加して、これからもここ蓮田の地域に密着した店作りをしたいと思っております。
お客様の思い出の味でありながら、両親・私たちにとっての思い出の地であるこの店を残すということは大変責任のある仕事ですが、時にはお客様皆様にもご指導頂きながら、
精進して参りたいと思いますのでぜひとも新しくなった食道楽を宜しくお願い致します。
店主新井敏夫
昭和三十八年
昭和四十二年
昭和四十三年
この時からタレは継ぎ足しで使用
昭和四十四年
昭和五十二年
昭和五十三年
昭和五十四年
昭和五十五年
平成二年
平成十八年
平成二十年
平成二十四年
平成二十五年
平成二十七年
平成二十九年
平成二十九年
令和元年
令和二年